 
アメリカの百ドル紙幣に描かれている人をご存知ですか?
1706年マサチューセッツ州ボストンに生まれたベンジャミン・フランクリンは米国の歴史的大人物の一人です。科学者、政治家、出版者、そしてアメリカン・ドリームの草分けとして数々の功績を残した彼の生涯には学ぶところが多く、アメリカのみならず世界中のあらゆる世代の人々から尊敬を集めています。
フランクリンの功績で一番知られているのは、電気に関する実験でしょう。凧を使って雷が電気であることを証明したことが有名ですが、さらに電気を動力として生活に役立つようにしたのも彼だと言われています。自然の仕組みを理解し、その有用な面を人類のためにどう使うかを研究した先駆けのひとりでした。発見や発明に抜きん出て、いろいろなものも考案しました。薪ストーブ(フランクリンストーブ)や遠近両用メガネ、避雷針、走行距離計などがよく知られています。
科学実験や発明のほか、独立宣言や憲法の起草に加わるなど、フランクリンはアメリカ建国時の民主主義と独立精神を支えた功労者でもあります。公立図書館や消防隊の設立といった社会整備にも力を尽くしました。また最初の駐フランス米国大使となりその国際的な学識と理解力の広さを人々に知らしめました。
判断力、自然への洞察、発明の才をそなえたアメリカの指導者フランクリン。彼は社会の発展、国家体制の創設と技術革新に人生を投じました。明るい未来への希望、独創と自由精神が渾然一体となったフランクリン精神(スピリット)は滅びることがありません。愛知万博でアメリカ館は世界新時代への幕開けを告げる最適の人物としてこの不朽の精神の持ち主ベンジャミン・フランクリンをホスト役に選びました。 |